ホームニュース東京で暮らす被爆者の“日常”を切り取った写真展「日常の姿を通して想像しながら見てほしい」

東京で暮らす被爆者の“日常”を切り取った写真展「日常の姿を通して想像しながら見てほしい」

2025年06月18日 12:13

東京で暮らす被爆者の日常生活を撮りためた写真展が、長崎市で開かれています。

穏やかな表情を捉えたポートレート。

被爆80年となる2025年、佐世保市出身の写真家tanamaさんが、長崎市役所19階のギャラリーウォールで開いている写真展です。

tanamaさんは大学進学のため上京。その後、東京の会社に勤務しながら2013年から被爆者と交流を続け、写真を撮影してきました。

tanamaさん 
「(原爆忌に)サイレンが鳴らずに黙とうする習慣もないのが」
 「すごく衝撃と違和感を感じた」

世田谷の被爆者団体「世田谷同友会」のみなさんです。

会員が高齢になったり亡くなったりし活動を休止していますが、12年に渡り、撮影してきました。

tanamaさん 
「原爆の写真て結構ケロイドわーっとあらわだったりとか(するが)」
「(私は)いま普通に生活している日常の姿というのを大事にしていて」
「是非、楽な気持ちで見ていただいて、いろいろ想像しながら見ていただけると嬉しい」

写真展は6月27日までです。


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